もう牛乳を無駄にしないで済むかもしれない新しい殺菌技術
2011年2月28日 19:00
一度は賞味期限内に飲み切れずに牛乳を捨ててしまったことがあるかと思います。自分も賞味期限が切れた牛乳を冷蔵庫に入れっぱなしで、それを彼女が飲んでお腹を壊したという非常に印象的な思い出があります。でも新しい殺菌技術によって、そんな出来事は二度と起こることはなくなるかもしれない。
ロングライフ牛乳やESL製法牛乳
自分も調べて初めて知ったことだけど、牛乳を長持ちさせる技術ってのは既にいくつかあるそうで、実際に採用されていたりする。
原料から製法を全て高度な技術で製造することで、賞味期限を延ばしたものです。未開封なら結構長持ちする牛乳だってあるんです。
容器も普通のものと違うそうだ。
ロングライフっていっても賞味期限は15日程度だ。牛乳にしては長いほうだけど。
特許を取った新しい殺菌技術とは
71歳のセラミック製造業会社社長が取得した特許は、電位差を使った殺菌技術で、
大きな電位差のある空間(高電界)に細菌を含む液体を通せば、細菌の細胞膜の内外に電圧の違いが生じ、細胞膜が破れて死滅する
ということを想定して、試行錯誤したのち、
電気を蓄えるコンデンサーを改良した電極で2000ボルト前後の高い電位差の高電界を作り、大腸菌を含む水を通すと大腸菌は死滅した
まぁ牛乳でできるかどうかは分からんけど、特許は取ったよ!って話らしい。
牛乳の賞味期限が数ヶ月になれば大容量も登場するかも
今まで10日前後だった牛乳の賞味期限が、数カ月になる可能性があるらしい。
もちろん「賞味期限」って美味しくいただける期限って意味だから、数カ月間も美味しく風味を損なわないらしい。
まだ実用機が存在しないということで、年内には作るらしい。数年経てばきっと実現してくれるだろう。
賞味期限が数カ月と大幅に延びることになれば、海外みたいに大容量で安い牛乳が登場するかもしれないね。
牛乳好きの自分としては嬉しい技術だ。