読めない外国語のメニューや看板はWord Lensで覗けば読むことができる
海外へ行くと困るのがやはり言葉。最近は簡単な英語で書いてあれば多少意味はわかるけど、ロシアなんて行ったら何が書いてあるのか見当もつかない。。でも時代は変わりました。Word Lensが海外旅行で助けてくれるかもしれない。
2012年11月13日 19:46
SF映画やアニメで、外国語を知らなくても喋ると自動的に外国語に翻訳されるアイテムがあったりする。その技術がほぼ完成に近づいている。
自分は英語が喋れない。でも英語圏の人と会話はしたい。
最近ではスマートフォンなどの翻訳アプリを使って、簡単な会話をすることはできます。
しかし、翻訳された言葉に命は宿っていません。発せられる言葉はスマートフォンの機械の声ですからね。
自分の声じゃないから、気持ちまでは伝えることはできません。
最近では、便利な翻訳ツールを利用できる。
Google翻訳(Google Translator)などがいい例だ。
まぁ文章の翻訳ツールでさえ、未だに不自然な言葉になってしまうので、音声翻訳も…ん〜ちょっと違うんだけどなぁって感じですが、分からないことはない。
スマートフォンに話しかければ、翻訳は簡単にできます。
ですが、翻訳された音声は機械、内容は自分の言葉だが、声は別人だ。
じゃあもし、スマートフォンから発せられる英語が自分の声だったら?少しは違うんじゃないかな。
自分の言葉だし、相手も違和感を感じないかもしれない。
ドラえもんの「ほんやくコンニャク」ってアイテムを知っていますか?まさにあの未来のアイテムが実現しようとしています。
Amazing: Microsoft turns spoken English into spoken Mandarin – in the same voice – The Next Webによると、Microsoft Researchとトロント大学が開発を行なっているようで、
まだまだ研究段階ではありますが、非常に画期的で、未来を感じることができます。紹介する動画は、英語を話す男性が7:30あたりから、この技術を使って中国語を話し始めます。
リアルタイムとまでは行きませんが、数秒で本人の声で中国語が出力されているのがわかります。あまり分からないかもしれませんが、中国語は彼の声です。
まるで彼が中国語を話しているかのようです。
翻訳精度は、文章の翻訳技術と同様で、まだまだだそうです。
自分は中国語がわからないから、動画を見てもどの程度の精度だったのか判別できません。。ごめんなさい。
この技術に自分が一番期待しているのは映画です。吹き替えと字幕版、一番の違いは?
声です。
吹き替えの声に慣れているせいか、インタビューなどで役者本人の声を聞くと…え?こんな声だったの?って経験ありませんか?
あ、スティーブン・セガールは別ですが、あの人は日本語っていうか関西弁喋るからそっちに違和感を感じますが。。
この本人の声による音声翻訳技術が確立されれば、そんな違和感も感じなるなるかもしれません。
何がスゴイのか明確じゃなかったので一部追記させて頂きます。
この技術のすごい部分は、中国語を話せない人がまるで中国語を話しているかのように、彼自身の声で翻訳結果をリアルタイムに出力することです。
ただし、今の技術では事前にある程度の会話サンプルを解析する必要があるそうですが、その点も数年後には進歩し、本当の本人の声によるリアルタイム翻訳が可能になるでしょう。
海外へ行くと困るのがやはり言葉。最近は簡単な英語で書いてあれば多少意味はわかるけど、ロシアなんて行ったら何が書いてあるのか見当もつかない。。でも時代は変わりました。Word Lensが海外旅行で助けてくれるかもしれない。