オランダを水没の脅威から守ってきた運河や堤防
2009年2月13日 5:49
地球異変余録というウェブページを見て、オランダの運河や堤防がすごい!全国民が同じ脅威を感じているせいか、強い力を感じる。
低い土地という名の国
オランダは国土の4分の1が海面下だそうです。それがこの国の名前の由来。
温暖化による海面上昇の影響が大きい国であるといえますね。
オランダの地図を見ると分かるんですが、河川がいっぱいある国です。Wikipediaに地図が掲載されているので見てみるとわかります。
河川によって街が反映してきたんだろうけど、その河川が豪雨等で氾濫することもあり、オランダの人々は水没の驚異と戦い続けてきたのが分かります。
デルタ計画
1953年に大洪水が襲い20万ヘクタールが水没して1853人の犠牲になったそうです。
20万ヘクタールというと、東京都が丸ごと水没したことになる。
この被害を二度と起こさない為に、海水が侵入してくる河口のすべてに蓋をするというデルタ計画が始まった。
この計画によって堤防や整備された運河があちこちに建設されてきたわけだ。
堤防や水門には、資料館だけでなく水族館などもあり、観光スポットにもなっている。
水とうまく付き合うライフスタイル!?
水没を恐れてなのか、水陸両用の家まであるくらいで、洪水対策の技術がオランダのライフスタイルに入り込んでいるといった印象。
海面上昇による恐さを知っているオランダだけに、温暖化は深刻な問題と捉えているんだろう。このサイトの写真を見ると省エネや環境問題を訴える活動が至る所で行なわれているようだ。
それにしても、あのすごい堤防や水門からオランダ国民の力を感じる。。