ブラウザ同士の「最速」の称号を賭けた勝負
2009年3月18日 16:55
IE8やFirefox、Safari、そしてGoogle Chrome。これらのブラウザが「最速」という称号を賭けた開発合戦がすごいスピードで行なわれている。つい最近もGoogle Chromeが新ベータ版を発表した。
2009年2月、3月でそれぞれのブラウザ開発に関する情報が発表され、ベンチマークテストなんかを見て、ユーザーはどれを使っていこうか考えさせられているに違いない。
まぁネットをむちゃくちゃ使っている人に限るけどね。
Safariが世界最高速のウェブブラウザ!?
世界最高速のウェブブラウザと言い放っているSafari 4が先月末に発表され、
業界最先端のベンチマークテスト、iBenchとSunSpiderによると、 Safariは新しいNitro Engineを利用して、Internet Explorer 7の最大30倍、Firefox 3の3倍以上も高速で動作します。
といっている。読み込み速度でも
Internet Explorer 7の3倍、Firefox 3の約3倍のスピードでページを読み込みます。
と、すごい自身ですね。
こういうところがappleらしいっていうか、スマートというか。。
新ベータ版を発表したGoogle Chrome
んでもって、まだ生まれたばかりと言ってもいいGoogle Chromeですが、こちらも米国時間で3/17に新しいベータ版を発表した。
昨年ベータを外したはずなのに、また別ラインでベータ版を開発するようですね。
こりゃ本気だわ。
Google Chromeの方は、「うちが最高速だ!」とは言ってはいないが、以前のChromeより速いようだ。他のブラウザとユーザー自身が比較するか、誰かが試してくれるのを待つかだな。
まぁ口数が少ない分、「自分で試してくれ!」と言っているようだ。
Googleらしいわ。
IE8はリリース間近?
IE8もほぼ完成しているようで、リリース間近な予感。
あまりIEを使っていないので、細かいところはわからないが、XPユーザーにとっては別にいいかなぁといった印象。
次のOSになった時に一緒に乗り換えれば・・・って思ったり。
そのうち強制的にアップグレードさせられるんだろうし。
FIrefox 4は?
まだ先の方だね。2009年中にはベータが登場するようだが、正式なリリースは2010年頃。
他のブラウザの良いところをしっかりと見て、悪いところを省き、シンプルで使いやすいブラウザを作るには時間がかかるようだ。
まずは他のブラウザが最新版をリリースするのを待ってからかな。
機能より性能!
ここ最近の開発速度は素人から見ても早いように感じる。新しい機能や、HTML5やCSS3などの実装。速さの追求など。
ユーザーにとってはいい部分もあるが、いろんな機能がすごい早さでリリースされても、いったい何が何なのか分からずに次から次へと機能が提供される・・・使いこなせないよね。。
どちらかというと、機能は今はいいや!って感じです。
速さや性能の方が大事な気がする。セキュリティなんか特にね。ウィルスに強くて、速かったらそりゃすごいなぁって思うし。間違いなくそいつを使うね。