バージョンアップやアップデートに嫌気がさしてきた…オンラインOSの未来と可能性
2012年4月11日 14:21
昨日、嫁の実家に行った時に、ついでに嫁の妹のPCをいろいろバージョンアップしてきた。それでちょっと思ったわけです。どうすればこんな面倒なことをしなくて済むのか。
分からない人には分からない
自分にとっては当たり前のことが、普通の人にとっては当たり前じゃないんですよね。
パソコンはできてもメンテナンスに関しては全くわからないってのが普通の人。
仕事でパソコンは使うけど、メンテナンスなんてやらない、仕事に支障がでなければ問題ないってのが普通の人。
OSのバージョンアップや、セキュリティソフトのバージョンアップ、その他いろいろバージョンアップ。
自分の実家のPCも全て自分がバージョンアップ。
もう正直バージョンアップやアップデートに嫌気がさしてきた。
クラウド化とWifi
メールや写真、その他データをクラウドサービスのDropbox、boxに保存する時代が当たり前になってきた。
データがオンライン環境に保存されるのが当たり前になれば、OSもオンラインでやってしまえよ!って話になる。
まぁ実際オンラインOSって話が出てきた頃ってデータを保存する場所が問題になっていた。
インターネットが繋がらいないと使い物にならない!とも言われ続けてたね。
ネットに関しては3G、4GやモバイルWifiなどが登場してきたし、だんだんそういった問題点が解決されつつある。
オンラインOSの現状と可能性
オンラインOSが全く存在しないわけじゃない。いくつか開発はされているし、Googleだってリリースしているし、製品としても存在する。
実際に仕事で使えるかって言うと、正直難しいだろうね。
ただ、利用用途によっては可能性は十分あると思う。
とくに、パソコンはネットで調べ物したり、ネットショッピングしたりするくらい。って人には十分なものだと思う。いや十分すぎるものだと思う。
オンラインOSは、個々人がバージョンアップする必要ないし、アプリケーションもオンラインですから、これもまたアップデートやバージョンアップする必要はない。
メンテンスという言葉と無縁の人たちにとっては、ある意味すごいサービスだと思う。
OSの未来
MicrosoftのOSであるWindowsは、XPからVistaやVistaから7へ、といった大幅にOSをバージョンアップする場合は、OSを購入する必要がある。そこで対価を得ている。
AppleのOSは、アップル製品の一部なので、OSがよくなればアップル製品が売れるて売上があがる。そこで対価を得ている。
オンラインOSになったらどうだろう。良いOSになるように常にバージョンアップし続けることになるオンラインOS開発側としては、どうやって対価を得るのか。
その点が上手くいけば、どんどん優れたオンラインOSが登場することになるだろう。