将来的に15テラバイトのデータを記録できる光ディスク!富士フィルムが記録方式を開発

2012年11月10日 7:59

Blu-ray Discも約25GBから128GBと結構な大容量を記録することができますが、近い将来、一枚の光ディスクに15TBのデータを保存できることになるそうです。いったい何に使うのかと…。

このブログでも大容量メディアの技術は紹介したことがあります。

3年以上も前になりますが、「BDディスク20枚分の容量を記録できる次世代光メディアHVD」というもの。この当時で300GBのディスクができていましたが、今回はそれを大幅に上回る大容量を実現する光ディスクです。

映画600本が軽く保存できるディスク

こうやって聞くとどれだけの大容量かがわかりますね。残念ながらまだ開発段階で、現在は1TBまでしか保存できないそうですが、技術的には15テラバイトを保存できる可能性があるそうです。

「将来的にはディスク1枚で15Tバイトへ」、富士フイルムが光ディスクの新しい記録方式を開発によると、

1層当たり25GバイトというBlu-ray Disc(BD)と同等の記録密度を達成し、さらに20層の多層化が可能なことを確認。これらにより、両面で1Tバイトの光ディスクを実現できることを見いだした。

あんな薄っぺらいディスクに20層ってスゴイですな。

表面だけじゃなく、立体的に保存するってことですが、今までも多層化での記録技術はなかったわけじゃない。実際今のBlu-ray Discだって研究で16層512GBの試作に成功するとかの記録もあります。

じゃあ何がスゴイのか。

現状では凸形状の有無で2値だが、4段階に制御して4値化(記録容量2倍)、さらに8段階に制御して8値化(記録容量3倍)できる可能性がある

普通、表面に凸形状の有り無し(0か1か)でデータを記録するわけだが、この記録方式はその上をいく。高さを8段階で制御することで容量が増すってわけだ。

なぜ3倍なのか自分にはわかりません。。ごめん。

光ディスクと映像技術

なぜ大容量が必要なのか。

映画やゲームの大容量化の影響でしょうね。Blu-ray DiscだってDVDにフルハイビジョンの映画が保存できないから作られたわけですし…まぁそれが理由ってわけじゃないだろうけど、それもひとつでしょう。

これから時代は3Dやホログラフィックなどの新しい映像技術がどんどん登場する…はず。

それに伴ってデータも膨大な量になる。そこでこういう大容量光メディアが必要になるわけだ。光ディスクの大容量化が進めば、映像技術もより高度になっていくって思うわけです。

光ディスクは必要か

ただ、個人的に最近あまり光ディスクを手にする機会がなくなりました。データを保存する方法は他にも多くあり、時代が変わりつつあるなと感じる。

データの保存技術の未来に関してはまた違う形で記事にしたいと思う。

ちなみにこの記録方式、2015年には製品化するって話だそうです。

著者:イハラ ユウタ

埼玉県の武蔵浦和在住。某ウェブ制作会社のFlashクリエイター兼フロントエンドエンジニアを経て、フリーのWebディベロッパーとして様々なサービス開発のお手伝いをしている最新技術が大好きなブロガー。

500GBの記録容量を実現したホログラフィックディスクは300万円!?

大容量を誇るホログラフィックディスクですが、以前ZOOLBOXでも紹介した新オプトウェア株式会社ではなく米GEが先に実現してしまったようです。価格は恐らく・・・

大腸菌などのバクテリアにデータを保存する技術が完成

データを保存するのはハードディスクだが、その中身は磁気をおびたディスクだったり、最近ではシリコンだったりするわけだが、この新しい技術はバクテリアに保存しちゃうそうだ。生き物にどうやってデータを保存するのか。

BDディスク20枚分の容量を記録できる次世代光メディアHVD

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360TBも保存できる劣化しない記録ディスクを開発中!100万年以上保存することができる!?

CDやDVD、ハードディスクなどは数年から数十年という寿命があります。定期的にデータを移してあげる必要がありますが、その必要がなくなりそうです。