筋肉と骨を持つヒューマノイド・ロボットを開発中!人間の身体の動かし方を完全に再現する
ヒューマノイド・ロボットの多くは、見た目は人間っぽいけど身体の動かし方は人間とは全く違う。身体の動かし方も人間っぽくするには筋肉が必要だ。
2011年2月13日 17:00
よく映画とかでも暗闇に隠れたスパイを探す時に赤外線センサーを使ったりするシーンがあったりする。だけどそんな技術も古いものになりつつある。この新しいロボットから隠れることはほぼ不可能に近い。
テロリストにとってセンサーは厄介だ。見つからないようにいろんな工夫をしている。
赤外線に探知されないようにするため、太陽の熱で暖められた岩の上で毛布にくるまるという方法
無人航空機などによる空からの赤外線センサーを誤魔化せたとしても、この新しいロボットから隠れることはできない。
TiaLinx社が作った新しい無線操縦ロボット「Cougar20-H」はとんでもない検知能力を備えている。
人間の息遣いを検知するほか、心臓の鼓動をチェックしたり、さらには人のストレスレベルも監視したりできる。
いくら息を潜めていても、生きている限り見つかってしまうわけだ。
探すには様々な障害物がある。特に建物の場合は壁だ。
だがこのCougar20-Hには、壁は関係ない。
以前発表されたCougar10-Lはレーダー部分を壁に押し当てることで壁の向こう側の人を検知していたが、Cougar20-Hは違う。
レーダーの出力が上がり、レーダーを直接壁に付けなくても探知が可能になった。
すごいな。
レーダーがより強力になれば、SF映画のように建物全体をスキャンして、どこに人がいるのかが丸見えになる日もそう遠くない。
この記事だとロボットは軍事用に作られた感じで紹介されているが、違う視点から見てみよう。
地震などの災害で、瓦礫に埋もれてしまった場合、今では救助犬の鼻に頼っている。
まぁ他にも動きを検知するセンサーなどが使われてたりするけど、人間の息遣いを検知できるCougar20-Hがあればどれほど楽に災害救助ができるだろうか。
この技術がもっと身近なものになれば、家のセキュリティにも使えるだろう。
いないはずの家に人間の息遣いを検知すれば不法侵入であることがわかる。
さらに技術が進化し、息遣いが家族の誰のものか判別までできるほど精度があがれば、家に誰がいて、家族じゃない誰かが家に入った場合に警告できるようにもなる。
災害やセキュリティなど、そういった平和的な使われ方も十分可能性としてある。
すごいロボットだ。
ヒューマノイド・ロボットの多くは、見た目は人間っぽいけど身体の動かし方は人間とは全く違う。身体の動かし方も人間っぽくするには筋肉が必要だ。
ロボットとじゃんけんするには特別な機械を手に装着する必要があるようですが、このロボットの指の動きに注目して欲しい。
ステルス機能というと最新鋭の戦闘機に搭載されている凄い機能だと思っていたが、まさか北朝鮮がそんな凄い技術を持っているとは・・・。でも本当は凄い技術を持っているんじゃなくて、木製ってのがポイントなわけだ。
このMilestone 2を観て、ロボットも必死に生きようとしていて、だんだんと生き物に近い存在になりつつあると感じ、少し恐さも感じた。
動きが気持ち悪いけど、技術的にはすごいBigDogって覚えてますか?蹴られても蹴られても、がんばって歩き続けるあの気持ち悪い4足歩行ロボットのことです。それが小さくなってより気持ち悪くなりました。でもこの技術ってすごい未来が広がっていると思います。
最近、ロボコップのドラマ版を観てたので、富士通が子グマ型ロボットを作ったというニュースを観て「オムニ社?」って思ってしまった。時代がやっとロボコップに追いついてきたのかな?
水道橋重工が作ったロボット「クラタス」が海外でとんでもない人気を得ているようだ。さすがロボット大国日本と言わせる巨大ロボットとはいったい…。
海外のお話だが、実際に来年の2月から人型のロボットが殴り合いの対戦をするリーグ戦がテレビ番組として放送されるそうだ。時代はここまで来たか。
少しタイトルが恐いですが、ただ戦争や兵器の話ってだけじゃありません。この技術が自分たち一般人にも良い影響をもたらす技術でもあるということと、こういった技術の使い方について考えてみる記事です。
ニュージーランドの経営学教授と性科学者によるセクサロイドに関する論文に関する話ですが、まったくなくはない話だなと思って、セクサロイドの可能性と問題点などを真剣に考えてみる。考えるとなかなか面白い未来だと思う。